フリーランスエンジニアの稼ぎ方

【レベル1】まずはここから
次郎
次郎

こんにちは。次郎です。

今回は外から見てるとよくわからない、フリーランスのエンジニアがどうやって稼いでいるのかについてです。

フリーランスエンジニアと一口にいってもいろんな手段で収入を得ています。

とはいえ、ほとんどのエンジニアは外を出歩いて回ったりすることはなく、目に入る機会もほぼないため、実際どんな方法で稼いでいるのかイメージが湧きにくいのも事実です。

そんな何をしているかわからないフリーランスエンジニアの稼ぎ方を私自身の現状と合わせて紹介していきます。

①請負契約で成果物を納品する

こちらはみなさんがイメージするいわゆるフリーランスど真ん中のパターンです。

請負契約とはクライアントから

「〇〇までに□□というシステムを開発して納品してください。報酬は〇〇万円です。」

という形の仕事です。実際は

  • 要件定義・設計:納品物の内容を打ち合わせして決める
  • 開発:実際にプログラムを書いて納品物作成
  • テスト:納品物の内容をテストする
  • 本番リリース:納品する(世の中の人が使えるように公開する)
  • 運用サポート:リリース後に運用するスタッフをサポートする

とステップを挟むことが多いですが、基本クライアントとの打ち合わせと納品タイミング以外は自分の自由で何してても大丈夫です。結果が全てで間は関係ありません。

「運用サポート?本番リリースして納品したら終わりじゃないの?」

と思うかもしれませんが、システム開発あるあるで、実際本番リリースして動きはじめると問題がたくさんでてきます。その対応や、運用しているクライアントも

「この機能ってどうやって使うんだっけ?」

とか問い合わせがあるのでその対応も行います。このあたりの費用をどうするかは結構大事で、あらかじめ決めておかないとトラブルのもとになります。

②準委任契約で働いた時間分お金をもらう

準委任契約は働いた時間でお金をもらうパターンです。フリーランスエンジニアはこの働き方をしている人も多いです。オフィスに通う場合もあればフルリモートで在宅の場合もあります。

「サラリーマンと同じじゃん」

と思うかもしれませんが、ちょっと違います。

サラリーマンは会社に属して様々な案件を並行してこなしていきますが、準委任契約のフリーランスは案件や期間で都度契約をしていきます。技術や経験のないエンジニアは企業側から安く買い叩かれる反面、ハイレベルで経験豊富なエンジニアは高いお金を払ってでも企業は契約を取りに行くので収入も月100万円〜になってきます。

どんなに能力が低くても、逆にすごく優秀でもそこまで給料に差がないのがサラリーマンエンジニアに比べると、経験と能力の差がそのまま収入に反映されるのがフリーランスエンジニアです。

定期的に仕事はあるため①請負の仕事ほど自由がないものの、収入は安定するという特徴があります。

③サービス運営

私達が利用しているインターネット上のWEBサービスやスマホで利用するアプリは大企業がたくさんの人とお金を使って開発されているものがほとんどですが、中には個人が作成したものもあります。

たとえばMENTAはエンジニアの入江慎吾さんが個人で開発したサービスです。はじめは小さくはじめて徐々に機能追加して規模を大きくしていき利用者を獲得してきました。こうして自分で開発したサービスを運営して収入を得ていくは駆け出しのエンジニアには厳しいかもしれませんが1つ道としてあることを知っておくのは重要だと思います。

フリーランスのエンジニアは自分でWEBサービスやアプリがほしいと思ったら、誰かに頼らずとも、自分で作れてしまうところがホントに強いです。その後に他の人にも協力してもらうにしても、自身が開発していれば、どういう人を雇えばいいか、どういう人が能力あるかなど、いろいろ見えてくるものも多いと思います。

④広告で稼ぐ(SNS・ブログ・Youtube)

こちらはエンジニアに限らず、何かしら情報を発信してそれに広告をつけて収入を得るという方法です。誰でも始められるのにあえて今回紹介しているのはエンジニアは情報発信するのに向いているからです。

エンジニアの仕事をしているとわからないことだらけで、毎日調べることばかりすることに気づきます。それだけ私達の仕事は難しく、幅広い知識が必要になってきます。ということは調べたい人も多いけど、説明できる人は限られた状態になっている世界です。さらには説明ができるほど専門技術に精通したハイレベルエンジニアはどこにいっても引っ張りだこで本業で忙しいため、情報発信している暇がありません。そこで知識と実践を兼ね備えたフリーランスエンジニアが1つずつ世の中の「わからない」を解決するために情報発信していくのは十分可能性があると信じています。

⑤コンテンツ販売する

コンテンツ販売というと怪しいイメージを持つ方もいるかもしれませんが、単にモノを売るということです。エンジニアがモノを売る場合、その商材は専門性の高い情報がメインになるでしょう。

例えば

  • udemy:様々なITスキルがレクチャー動画として販売されています。
  • Amazon:電子書籍として新しい技術の解説本を出している方もいます。
  • note:書籍にしなくても有料の記事を書いて課金してもらえます。
  • AppStore,GooglePlay:アプリを開発すればAppleやAndroidのプラットフォーム上で販売が可能です。

コンテンツ販売はストックビジネスとも呼ばれています。準備さえしておけば、自分が働かなくてもモノが売れるので活用できれば強い収入源になります。

⑥その他で稼ぐ

フリーランスの好きな仕事でバリバリ稼ぐイメージからは遠いかもしれませんが、サラリーマンと違って特に1つの事業でお金を稼がないといけないわけではありません。お金にならないけど好きなことで働きながら、特に好きではないけどお金にはなるから別の仕事もするという選択肢もあります。わかりやすい例だと、株式や不動産などの投資、家族がお店をやっていればその手伝いなど。

実際に私の友人のS君もフリーランスとして独立直後は本業だけで生活することができずに1年以上並行してアルバイトしていました。本人いわく会社員として働くより、好きなことのためにアルバイトするほうがためになったし、楽しいとのことでした。

著者の次郎の場合

最後に私次郎のケースも紹介しておきます。

①請負:メインで友人の会社をエージェント窓口として小規模な企業案件を受注しています。

②準委任:ベンチャー企業のプロダクト開発支援・プログラミングスクールの講師(会社や人によって雇用携帯は様々)として

③サービス運営:自身のプロダクトを開発中です。

④広告:ブログやSNSで情報配信をはじめました。

⑤コンテンツ販売:現在準備中です。

⑥その他:株式投資に挑戦し、少しずつ収益を上げています。

と手広くいろんなことに挑戦しています。これまで①と②を集中してきましたが、最近はこれらを減らして③④⑤に時間を割くようにしています。何が当たるかわからないので⑥も平行して少しずつ進めていく予定です。

まとめ

いかがだったでしょうか。フリーランスのエンジニアといっても、お金の稼ぎ方は多岐に渡ります。どれが正解とかはありません。私の場合は何でもチャレンジしたいタイプなのでいろいろ手を出していますが、1つだけに集中して1000万円以上稼いでいる人もいます。自分にあった方法で稼いでいけばよいと思います。一緒に頑張っていきましょう。

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