こんにちは次郎です。
今回は次郎オススメのフリーランスエンジニア必須アイテムです。
学校に入学したら筆記用具や体育着を買うようにフリーランスエンジニアになったら必要なものはたくさんでてきます。そんな中でも実際に必須だなと感じるアイテムやサービスを厳選しました。チェックして、知らなかったものや手に入れてなかったものがあれば用意していただくと仕事がはかどること間違いなしです。
ハイスペックノートPC(Mac Book Pro)
エンジニアでコード書くならハイスペックなPCが必要です。
「もし何を買えばいいかわからない」
という方には13,14インチのMac Book Proをオススメしています。オススメ理由としては
- iOSアプリの開発に必要アプリのXcodeはMacのPCでしか動かない
- Androidアプリを開発するアプリのAndroid StudioはMacで動く
- 様々なアプリを同時起動するためにはある程度スペックが必要
- Webアプリ開発ではサーバを立ち上げるなど負荷のかかる作業がある
- 打ち合わせなど外で作業することも多いので1つで済むようにノートPCがよい
- エンジニアの業界ではMac利用者が多いため情報が集まりやすい
といったものがあります。個人的にはWindowsPCのSurfaceも好きですがスペックに対して値段が高いため、オススメはMac Book Proにしています。Mac Book Airでもある程度仕事はできますが、複数のアプリを同時に起動すると動作が重くなるので、少し値段は上がりますがMac Book Proを買いましょう。
仕事用メールアカウント(Gmail)
メールアドレスを持っていない人も少ないかもしれませんが、仕事用のメールアカウントは用意しておきましょう。その際は無料のGmailアカウントで十分です。
仕事で利用する場合は仕事用メールアドレス、プライベートで利用する場合はプライベートのメールアドレスで各種サービスのアカウントを作成しましょう。一緒にするとメールボックスが散らかってしまい、大事な連絡が漏れてしまいやすいです。
GmailユーザであればGoogleスプレッドシート、Googleドキュメント、GoogleドライブとGoogleの便利なサービスを利用できるのもありがたいです。
Googleスプレッドシートはかなり便利で、設計書や取り扱い説明書、進捗管理など、リアルタイムで共有できるのでよく使っています。こちらで作業をリストにして、それを更新したり、質問を書いてもらって回答したりと、仕事の進捗管理にも使えます。
Googleドキュメントでは音声入力機能使って自動で議事録を取れます。最後に少し綺麗にするだけ。
Googleドライブはいわずもがな。無料でファイルが15GBまでアップロードして保存しておけます。大事なファイルはPCが壊れても消えないように保存しておきましょう。
SNSアカウント(Twitter、Facebook)
SNSアカウントはTwitter、Facebookを用意しておきます。最近ではベンチャー企業の人やフリーランス同士だと名刺交換せずにSNSをフォローし合うだけで済ませる場合もあります。Lineはプレイベートで利用して、パブリックな連絡はTwitterやFacebookで済ませる人もいるので、そうなったときに連絡先を交換できるように準備しておきましょう。
SNSを上手く活用して自身をアピールしていければ一番良いですが、まずはとりあえず連絡先を用意しておくくらいの気持ちで始めてみましょう。
自己紹介・ポートフォリオページ(Wix、Googleサイト、GitHub Pages)
フリーランスの場合は自分のスキルセットを説明する機会が増えてきます。そのときに1つ紹介がまとまっているページがあると話が早いです。
SNSのプロフィールページを利用するという方法もありますが、スキルセットだったりポートフォリオをのせるなら、自前ページの方が使いやすいです。その際は無料でサイト公開できるサービス
- Wix
- Googleサイト
- GitHub Pages
あたりを利用すればよいでしょう。慣れてきたら自分でサーバをレンタルしてサイトを公開できるとよりよいですが、はじめは自己紹介のまとめとして無料サイトから始めてみましょう。
会計ソフト(freee、MFクラウド)
エンジニアでなくてもフリーランスの1年目の大きな壁は確定申告でしょう。その時力になってくれるのが会計ソフトです。店頭でパッケージソフトも売っていますが、値段が高く更新作業も面倒なのでクラウドサービスをオススメします。
私のまわりではだいたい
- freee
- MFクラウド
この1つのどちらかを利用しています。会計ソフト自体は他にもたくさんあり、どれもできることはほとんど同じなので、ここでは自分が利用しているfreeeと周りで利用している人が多いMFクラウドの2つを紹介しています。この2つはUIが今風で解説ページも豊富なので会計処理の初心者でも使いやすいです。
チャットツール(Slack)
プライベートの連絡はLineで行う人が多いと思いますが、仕事で連絡を取り合う場合は別のツールを使いましょう。仕事の連絡がLineにくるとスマホの通知も気になってしまい、プライベートの切り分けが難しくなります。
チャットツールでエンジニアの利用率No1はSlackです。最近では別にエンジニア以外でも利用されていますが、仕事でチームを組むときには連絡手段は9割Slackです。メンションや引用など基本的な使い方には慣れておきましょう。
プロジェクト管理ツール(バックログ)
仕事をチームで行うならプロジェクト管理ツールがあるとよいでしょう。馴染みがない方も多いかもしれません。仕事をする中で、「誰が」「いつまでに」「どんな作業をする」のかをみんなで確認できるツールがあると、言った言わないというトラブル軽減につながるし、電話でやりとりするのはお互いの負担が増えるので極力避けましょう。
エクセルで同じようなこともできますが、エクセルファイルを都度メールで送り合うのも大変ですし、どのファイルが最新かわからなくなるのでブラウザからアクセスしてチェックできるサービスのほうが便利です。
他にも似たようなサービスがありますが、必要最低限の機能があって日本人向けで使いやすいUIということで上記をおススメしてます。
ドキュメント管理ツール(Microsoft365)
Microsoft365はMicrosoftのオフィスソフトを利用するためのサブスクリプションサービスです。
フリーランスに関わらずビジネスシーンで必須になってくるのがMicrosoftのオフィスソフトです。日本の企業はワードやエクセル大好きなのでオフィスソフトは使えるようにしておきましょう。だいたい資料のやりとりはエクセルファイルです。
ソース管理ツール(GitHub)
エンジニアであれば自分が書いたコードや他人と共有するコードの管理が必須になってきます。そこで使われているツールとしてGitHubがあります。似たような名前で似たようなサービスが複数あり
- GitHub
- GitLab
- Bitbucket
はどれもコードを管理してくれるサービスで、使い方はほとんど同じです。ひとまずGitHubのアカウントを作っておいて利用方法さえ押さえておけば、他のサービスは必要に応じて登録すれば大丈夫です。
アウトプット先(Qiita、note)
エンジニアであれば一度はお世話になったことのあるサービスQiitaです。無料で利用できるものの、記事の内容にはいつも勉強させてもらっています。わからないことを調べるとだいたいQiitaに書いてあります。
そんなQiitaに自分も記事を書くようにしましょう。すでに同じ内容の記事があるかもしれませんが、自分なりの説明で記事をまとめることで理解が深まります。なにより将来自分が同じところで詰まったときにすぐ見返すことができる資料としてうってつけです。おかしなことがあれば指摘があるかもしれませんが、それもありがたい話です。落ち込まずにラッキーと思いましょう。特定のスキルの記事投稿が多ければそのスキルに関する周りの信頼も厚くなります。自信がなくても大丈夫です。謙虚な記事にはみんな優しいし、フリーランスとしては実名とか屋号をアカウント名にするほうが実績になっていいですが、不安ならとりあえず他の名前でも始めてみるといいですよ。
以前まで、エンジニアがアウトプットするといえば、はてなブログでしたが、最近ではQiitaやnoteに投稿する人が増えた印象です。Qiitaはエンジニア専門ですが、noteの利用者は非エンジニアがほとんどです。noteには有料記事の機能があって投稿内容を有料にして課金した人だけに見せることもできます。もし記事の内容が、お金を払ってもみたい内容であれば有料記事の投稿するのありです。
エンジニア向けの技術的な細かい話はQiita、非エンジニア向けのもう少し抽象的な話はnoteと使い分けるといいかもしれません。
相談ツール(teratail、MENTA)
全てのエンジニアが自分で全ての問題を解決できれば問題ないのかもしれませんが、現実的にそれはありません。特にはじめのうちは誰かに相談したい場合もあるでしょう。知り合いに相談できる相手がいればいいですが、なかなか専門的な話は相談しにくい場合もあります。そこでMENTAのように相談する相手を見つけるという手もあります。teratailのように質問するサイトもありますが回答がもらえるかどうかは運もあるため、
- ライトに質問してみるteratail
- 費用はかかるものの相談できる相手を見つけるMENTA
のように複数のサービスを使い分けるのが良いと思います。別にフリーランスだからって他人に聞くことがおかしいということはありません。そんなことよりもやりたいことを実現して、欲しい人にお届けすることのほうが大切です。
環境構築(Xserver・さくらのVPS・AWS)
フリーランスエンジニアは受ける仕事も様々なので、要件に合わせて納品するものも多岐に渡ります。ここでは一番よくあるパターンとして、WEBアプリを作成してサーバ上にセットアップして公開、利用できるようにする場合に利用するサービスを紹介します。
まず環境構築では費用と機能の小さい順に
レンタルサーバ(Xserver)<VPSサーバ(さくらのVPS)< IaaS(AWS)
となっています。本当はもっと細かいですがよく使うものに絞ってわかりやすくしています。順番にみていきましょう。
まず1番簡単なものとしてXserverなどのレンタルサーバがあります。これは企業が運用するサーバの一部分をお金を払って借りてきて利用するスタイルです。費用が安いですができることが限られてきます。ワードプレスなどでブログ環境を構築したいなどの場合にはコスパが良くて便利です。細かい設定ができない反面、画面でクリックするだけで作業できてハードルは低いという特徴があります。
次にさくらのVPSなどのVPSがあります。これはサーバ自体をまるごと借りるパターンです。こちらはサーバまるごと利用できるので自分で開発したアプリケーションをリリースしたり、設定も自由にできます。逆にいえばコマンドを利用したサーバ操作など専門知識も必要で利用するハードルは上がります。フリーランスエンジニアであれば最低限ここまでは利用できるようにしておきたいところです。
最後にAWS(Amazon Web Servies)などのIaas(Infrastructure as a Serviceと呼ばれるなんでも作れる環境を利用するパターンです。複数のサーバを用意したり、サーバ間のネットワークを設定したり複雑な設定が自由にできます。お金を払えばWEBサービスに必要なものがなんでも用意されているイメージです。なんでもできる分必要な知識も多くハードルは高いです。費用も高いためフリーランスの人が受ける案件での利用は少ないですが、大きい企業の案件ではたまにあります。ここまで活用できるエンジニアになっていれば収入もかなり上がってきます。
どれがいいとか悪いとかはなく、費用や規模に合わせて使い分けていくことになります。どれも個人で利用するレベルであればそこまで費用はかからないので、いきなり仕事で出くわす前に、1度自分で実験しておくとよいと思います。
ネットワーク(VPN)
VPN(Virtual Private Network)については使い方がいまいちイメージしにくいかもしれませんが、かなり重要です。今回はフリーランスエンジニア視点でVPNを利用するとどう便利かに絞って紹介します。
VPNを利用するには基本的に
- NordVPN
- ExpressVPN
- Surfshark
といったサービスに契約し、自分のPCに設定します。
そうするとPCからインターネット接続したときに
- 公衆wifiなど外でwifiに接続した場合に安全に通信ができる
- 固定IPで通信ができる
といったメリットがあります。
特に自宅で作業するエンジニアの場合は2つ目は重要です。
自宅のインターネット環境では自分のPCのIPアドレスは固定されません。セキュリティ担保のために本番環境のサーバはIP制限(決められたIPアドレスからの接続のみ許可)をする場合がほとんどで、固定のIPアドレスだけがアクセスできるように設定します。会社の場合は会社ごとに固定のIPを設定している場合が多いですが、フリーランスの場合はそうはいきません。そこでVPNを使って固定IPからアクセスすることで非公開サーバにアクセスできるようになります。企業から仕事を受けるのであれば必須になってきます。
光回線(NURO光)
インターネット速度にこだわりはありますか?
自分はそこまできにしていなかったですが、ソフトバンク光があまりにも遅くてストレスが貯まったため、興味本位でNURO光を契約しました。費用は比較的高いものの速度は段違いで、私の環境だと下りで平均500Mbpsは出ています。インターネット上のコンテンツをダウンロードする際に数GB程度だとほとんど待ち時間がありません。また仕事中にファイルをやりとりする場合にも、ダウンロードを待つだけの時間はホントに無駄です。
もし変えることができるのであればおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか。フリーランスエンジニアとして私自身利用しているものを紹介しました。日々便利なものは調べて利用しアップデートしています。また便利なものが見つかったら更新していきますし、もし知っているものがあれば教えてください。みんなで仕事を便利にしていきましょう。
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