フリーランスエンジニアの勉強法

【レベル2】稼ぐ
次郎
次郎

こんにちは。次郎です。

今回はフリーランスのエンジニアとして必須な勉強法についてです。

フリーランスのエンジニアになるとプロジェクトごとに異なる技術を使うのは当たり前になってきます。このあたりは企業のエンジニアと異なってくる点かもしれません。もちろん一点突破のスペシャリストでそれしかやらない方もいらっしゃるとは思いますが、私は少し浅くなっても手広く対応するなんでも屋タイプです。

いずれにしてもエンジニアとしてお金をもらって仕事をするためには、日々進歩するテクノロジーへのキャッチアップは必須になってきます。しかし効率よく勉強していかなければ、それだけで1日がおわってしまい、仕事どころではありません。むしろそんな方が大半ではないでしょうか。そんなはアナタにぜひチェックしていただきたい3つのコツがあります。これだけ押さえれば学習スピードアップ間違いなし。さっそく見ていきましょう。

コツ①:優しい→難しいの順で調べる

まずは漫画やYoutube動画、説明が少なそうな薄い入門書を眺めてみましょう。

ポイントはなるべくふわっと全体像を把握することです。わからない用語は飛ばして、なんとなくこんな感じかなあとイメージすることが大切です。最近はたいていの解説はYoutube動画で無料で見ることができます。もちろんすべて正しい内容とは限りませんが、ここでは複数の動画や本を見ることでイメージをつけることを重視します。

よくあるダメなパターンは、はじめから字の小さい専門書や英語の公式サイトをみて理解できずに挫折するパターンです。勉強の順番を見直して1つずつステップを踏むことでそれも改善できます。そこで私の勉強フローも紹介しておきます。

一般的な事柄の学習ステップ

1.Youtube動画を3つ程度見る
2.漫画版の解説本を1冊読む
3.通常の解説本を2、3冊読む

1.〜3.まで同じような内容を繰り返すことになるので、面倒かもしれませんが、イメージをつけたあとで細かい文章にいかないと理解が進まず挫折しやすいです。逆にイメージがついていれば専門用語も頭に入ってきやすくなります。

技術的な事柄の学習ステップ

1.ググってでてきたQuiita記事や技術ブログを見る
2.書籍を読む
3.公式ドキュメントを見る

技術的な事柄も基本は同じステップです。まずは、技術記事を読んでだいたいのイメージを掴みます。もし、この段階で難しいと感じたらYoutubeなどの解説動画を見るのも有効です。書籍や公式ドキュメントを続けて見るようにしているのは、技術記事の内容が間違っていたり、情報が古い場合があるのでより精確な情報を確認するようにしています。

共通する重要なポイントは優しい→難しいの順に複数の情報を比較しながら見ることです。同じことでも言い方が変わるだけで、簡単にも意味不明にもなりますから。どこまで難しい部分まで見るかはコツ次のコツ②を参考にしてください。

手間とお金がかかりますが、結局このほうが理解するまで早いです。急がば回れってヤツですね。

コツ②:調べ過ぎない

ある程度雰囲気がつかめたら勉強している内容を整理しましょう。勉強嫌いの人がよくやってしまうミスとしては、関連する他の内容まですべて理解しようとして迷子になってしまうことです。

今回ここまでは理解する。それ以外は不明のままにする。

という割り切りが大切です。時間は無限にありませんし、1人の人間が理解できる範囲にも限界があります。「不明なままにしておくことは悪いことだ。」と思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。仕事をしていく上では、むしろ「ココまではわかっています。ココから先はわかっていません。」とはっきり境目がある方が周りもフォローしやすいですし、自分も気持ちが楽なはずです。そもそも全て理解していなければいけない場合なんてほぼありません。実際YoutuberだってYoutubeの動画配信の仕組みを理解できている人や作れる人はほとんどいないと思いますが、ココを設定したらこうなるという結果だけはわかっていて仕事に支障はありません。

ここで1つ例を見ておきましょう。

「WordPressとは?」について調べる
  • WordPressはブログサイトを作るために必要らしい(もう少し深堀り)
  • WordPressはPHPというプログラミング言語でできていてインターネット上のサーバに配置されているらしい(PHPはなにか、サーバとはなにかは一旦無視)
  • WordPressでオリジナリティを出して独自の改造をするためにはPHPやJavascriptといったプログラミング言語を使う必要があるらしい(改造したくなるまで一旦無視)
  • WordPressでブログを開始するためにはYoutube動画の通りに操作すればできそう(必要な範囲で深堀りする)

いかがでしょうか。ポイントは調べ過ぎない。最終的には勉強内容を白地図にして、理解できたら色を塗っていくイメージです。

コツ③:最小限のアウトプット

最後は勉強したことをアウトプットすることです。まったく目新しくもないし、それはわかるけどなかなかできないという方。多いですよね。私もです。ここで大事なことは

ちょっとでもいいから何かしらアウトプットする。(0より1がいいに決まってる)

例えば友達や家族に「こんなこと勉強してるんだけど、全然わからない。でも便利らしいよ」とかTwitterで「〇〇勉強開始しました!△と△までは理解できました。□は何言ってるかわかりません」とツイートするとか。まずは何か1つでも外に出すことから始めます。そんなことしてもしょうがないと思われるかもしれませんが、0より1です。やってない人とやっている人は0.01でもやってる人のほうが上じゃないですか?それに自分の1と他人の1って結構違うと思うんですよね。比較してもしょうがないです。

実際アウトプットすることで自分や周りの人が見直すことができるので、間違いに気づきやすかったり、新しく理解が進んだりすることはよくあります。

まとめ:理解度60%〜70%を目標にする

勉強する=100%理解すると考えている人が多いかもしれませんが、学校のテスト勉強ではないのでもっと気楽に考えてよいと思います。まずは理解度60%〜70%くらいを目標にして、それでも足りなければその時考えればよいだけの話です。

私の場合は50%くらいまで理解しておいて、細かいことは必要に応じて深掘ることが多いです。とにかくくじけず、日々少しずつでも勉強を続けることが大切です。塵も積もればということで一緒に勉強頑張っていきましょう。

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